ソフトウェアテスト資格(JSTQB:FL)の学習方法
2018.03.01更新
JSTQB Foundation Level に合格しましたので、その経験から勉強方法を説明します。
経験がある人はアプリだけで十分だと思います。
JSTQBとは
ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織である
JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)が運営する認定テストで、
試験は相互認証されているため海外でも有効な資格です。
世界共通の基準でソフトウェアテストの技術力を示すことができます。
詳細はJSTQBのサイトをご覧ください。
テストの種類
受験可能な資格
- Foundation Level
- Advanced Level - テストテストマネージャ
- Advanced Level - テストアナリスト
準備中の資格
- Advanced Level - テクニカルアナリスト
- Expert Level
Foulndation Level の形式
- 試験時間:60分
- 問題数:40問
- 合格ライン:26問以上(65%以上)
- 合格率:60%(最近5回のざっくり平均)
- 試験料:21,600円(税込)
合格ラインはFoundation Level Exam Structure and Rules v1.2の
3.3 Passing Scoreに記載されています。
学習方法
学習ツール
- 参考書:JSTQB Foundation《第3版》- 翔泳社 -
- アプリ:テス友(JSTQB試験(FL)完全攻略 テスト技術者の友) - VALTES CO.,LTD -
ツール別学習方法
アプリ
仕事でソフトウェアテストをしている人はアプリだけで十分です。
アプリで平均80%以上の正解が出せれば合格できます。
私は平均70~80%あたりでしたが、それでも合格できました。
参考書
アプリだけでは不安は、まずは参考書を繰り返し読みましょう。
ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第3版
- 1回目は通しで全部読む。最初は分からなくても良いです。
- 2,3回目は問題部分のみを実施して間違い箇所のみ説明を読む。
- 4回目以降はそれまでの学習状況で判断します。
間違えたところを中心に説明・問題の確認を繰り返します。
私は問題部分を6回実施しましたが、やりすぎると覚えてしまうので自然とアプリをやり込む感じにシフトしました。
模擬試験
40問を解くのにどのくらいの時間がかかるか確認しておくと良いです。
40分以上かかるようなら、もう少し学習を繰り返してください。